むきになってしまって・・・。
2006年 02月 24日
表題の「むきなって」は、久しぶりに強い自己主張をしてしまったことへの反省です。
朝の運動の最中に、ちょっと首を痛めてしまい、スティッフネック寝違えたような感じになってしまい、首が曲がらないままいろいろな用事をしなければならなくなってしまいました。
気持ちは焦りながらも、目の前の出来事自体は楽しく、懐かしい友人たちとの語らいも心癒されるものでしたが、首が動かないので、いつもの元気堂へ行って、早速見てもらいました。専門家というのは、すごいもので1時間後にはかなり良くなって元気はつらつ!
「いまは良くはなっているけど完全ではないので、今日はあまり調子に乗って動かない方がいいよ。身体が、いま動いてはいけないという判断でガチッと固めてしまっているのを無理やりほぐして動けるようにしているわけだから、あまり無理はしないように」
と林さんに言われたにも関わらず、スタッフの皆さんの笑顔に見送られながら、調子に乗って、別の会合にも参加することに決定。そこで事件は起こったのでした。
他の人が何を言おうと、ことさらそれに自分の意見を言い立てなくてもいいものを、「それはちょと・・・」からはじまって理論攻撃!相手が、こちらに気を遣って何か言うほど、自分が馬鹿にされているような気分になってしまって、次から次へと自己弁護。
しかも、全く気づかずに、側にいる人を傷つけるような発言の数々。怒ってはいなかったし、相手も大人だったので、口論のような形にはなりませんでしたが、子供じゃあるまいし、何もそこまでむきにならなくてもというのが正直あとから悔やまれました。
「あなたは、これからもっとたくさんのことを学んで成長するべき人ですね。自分の壁を突き破る必要があります」とどめの言葉に、「そうですね」というほかありませんでした。
ま、子供みたいにむきになっている人を見ればそう言いたくなるのも無理はありませんね。でも、そういう言い方が、実は、ぼくの負けん気に火をつけていたのでした。「ぼくのことをほとんど知らないのに、なぜそういう指導的なものの言い方をするのだ!」実際は、とてもやさしい話し方の方なのに、ぼくの心の状態が相手の言葉をそいう風にきいてしまったのです。独り相撲ですね。
最後の言葉に対しては、まさに「その通り!ごめんなさい!」というほかありませんでした。
むきになって、ほんと情けないですね。
林大先生に言われた通りまっすぐ家にもどっていれば・・・。
ま、それでもなんだかいろいろ学べてよかったです。
自分のエゴ、プライド、コンプレックス、ほんと厄介なものです。
アンポンの繰り返し。
それが人生かな。
ご迷惑おかけしました。ごめんなさい!
今日の言葉
楽
楽に生きることは 手を抜くことでも 怠けることでもなく
心とからだを楽にして生きることだった
心とからだが楽になってくると 自然に肩の力が抜けてゆき
自分にやさしくできるようになってゆく
自分にやさしくなれると 不思議なことに人との関係がやわらかくなってゆく
人との関係がやわらかくなると 自分らしさがふんわり溢れてくる
自分らしさが溢れてくると 生きることがだんだん楽で 楽しくなってゆく
気づきのノート もどっておいで私の元気! 岡部明美著 善文社より
何ヶ月か入院していた際に、知り合いの方が持ってきてくださった素晴らしい本からの一節です。
長い入院生活で、心身ともに疲れ果てていたときに、重い脳腫瘍から真の気づきを得て元気になった岡部さんの言葉と美しい写真の数々にふれて、まさに文字通り癒されました。
昨日の事件もそうですが、ちょっと肩に力が入りすぎだったんですね。首も動かなくなるし・・・。
もう少し、楽に生きよう。
昨日とばっちりを受けた方々には申し訳ないのですが、岡部さんの本を手にしながら、自分のからだをいたわること、心をいたわることの大切さを思い出し反省しています。
数年前、他の方の講演の司会をなさっている女史を遠くから見ながら「ありがとう!」という気持ちでいっぱいでした。最近、いまはどうしているのだろうかと、思っていましたが、なんと数週間前、知り合いの方からの連絡が友人を通して入り、岡部さんとその方が非常に親しいとのこと、私の著書「実践リーダーシップ・・・」の参考図書を見てビックリしたので連絡したとのことでした。
いつか会える日が来ないかと心待ちにしています。
皆さんも、ぜひこの本、どうにか探して手に入れて読んでみてください。
こんなにも、心とからだをいたわって、命の尊さ、生きることの素晴らしさを書いた本は他にはない。そんな気がします。
今日は愚痴みたいな反省文になってしまって、ごめんなさい!
ま、こんなアンポンもどうにか生きているということで、どうぞ元気で、よい毎日をお過ごしください!
この間、運転中に、あまりにも綺麗な虹が二つも空に描き出されたので、思わずシャッターをきりました。いや~ほんとに綺麗でしたよ!感動しました!