ああ、天翔る名馬ディープインパクト!
2006年 10月 02日
「この馬より強い馬がいるはずかがない!」と天才騎手武豊に言わしめた天翔る馬「ディープインパクト」
350年の競馬の歴史に、革命を起こすのは、ディープインパクト以外にないと信じて見守った。
しかし、
残念ながら、3着。
現役馬ランキング1位のライバル馬と2位のディープの直接対決。
結果は、全く別の馬の勝利。
凱旋門賞は、3歳馬と4歳馬で出走するときの重量負荷に差があり、3歳馬は4歳馬より負荷が軽く、凱旋門賞は、3歳馬が勝つというのがこれまでの常識。ディープは、4歳馬。それでも天翔る馬ディープなら、3歳馬に負けるはずは無い!
誰もがそう思った。信じたかった。しかし、1着も2着も3歳馬・・・。
最高のコンディションで臨んだというディープインパクトだが、やはり環境の違う外国での一発勝負では、身体が慣れていないということもあったのではないだろうか。
「世界の壁は高かった」というコメントをしている人もいたが、私は、今回の結果を受けてもなお、やはりディープインパクトが世界一の馬だと思う。正直、今回は、悔しい!
でも、とにかく
「お疲れ様!ディープインパクト」
「お疲れ様!武騎手」
願わくは、世界の大会に再チャレンジし、天翔る馬ディープインパクトの実力をもう一度、いや何度でも見せ付けて欲しい!
と、真夜中に一人悶々としながらこうして眠れずにブログを書いているのだが、実は、私は、実際に競馬を見たことがない。それに馬券すら買ったこともない。それなのに、何故こんなに競馬が好きなのか。
悲運の名馬テンポイントの時代からずっと天才馬たちの走りに魅了されてきた。
とくにディープインパクトには、鳥肌が立つほどの感動をおぼえる。他の馬が止まってしまっているかのように見えるほど飛翔し天を翔るこの馬に、ものすごい可能性や躍動する希望のようなものを感じるからかも知れない。
競馬で走る馬を可哀想だという人もいる。たしかに自由に走り回る自然の馬の方が本来は幸せなのかも知れない。
しかし、勝手な見方だが、ディープインパクトを見ていると、競馬で走ることが好きで好きで仕方がないようにさえ見える。
歴史に残る名馬ディープインパクトと武騎手、これからも応援していきたい。
今日のことば
谷深ければ山高し!
今回の勝負、武騎手にとっては、かなりショックだったと思う。
天才騎手として、数々の名馬に乗ってきて、その中でも類を見ない最高馬ディープインパクトを世界一にしてあげられなかったという悔しさは、言葉に出来ないほどだと思う。
しかし、
谷深ければ山高し
いい意味で、次のディープは最高の山の頂に立つことになる。そんな気がします。
ま、出来るだけ浅い谷であるように思いながら、平穏無事を願って生きている私が、偉そうなことはいえませんけどね・・・。
では、今週もまた素晴らしい毎日を過ごしていきましょう!
さとし