ソフトバンク 孫正義
2007年 02月 24日
会社説明会のような講演でしたので、通常は入れないのですが、特別に関係者席に入れてもらい、しっかり聞くことができました。
49歳、まだ若い孫氏が、どのように今のソフトバンクを起こすに至ったのかは勿論、彼の人生哲学が語られました。流れるような話、内容の面白さ、感動しました!
一言で言うと、非凡な人。
そんな感じでしたね。
高校生の夏休みにアメリカへ行き、大きな衝撃を受けて戻り、すぐに高校を辞めて渡米。現地の高校に入るも、校長と談判して、数週間後には、大学に進学。普通では考えられないスピードです。
アルバイトでお金を稼ぎながら勉強したいと思うものの、勉学をおろそかにすることは出来ないと、一日5分だけ発明の時間を設け、毎日、発明のためのクリエイティブな時間を5分間過ごし、数百ものアイデアを発明。なんとあの小型電子辞書は孫氏の発明だという。19歳で、電子辞書を発明し特許を取得し、それをソニーに売って一億七千万を手に入れる。一日5分の活用で、19歳にしてすでに億万長者。
日本に戻り、入念な調査を実施し、今後の世界で最も可能性のある情報産業ビジネスを手掛けることに決意。アルバイト二人と共にソフトバンクをスタートするも、みかん箱の上で語った孫氏の夢があまりにも壮大すぎて、二人のアルバイトは、すぐに会社を辞めてしまった。それでも、あきらめずに続けて、今日のソフトバンクへと成長していく。
しかし、途中、孫氏26歳のときには、大病を患い、5年の命という宣告を受けてしまう。そのときに人生を見つめなおし、それまで何度も読んできた「竜馬がゆく」の中の坂本竜馬の生き方に再度触発され、自らの生き方の質を問うた。幸い病気は完治。それからの孫氏は、究極の自己満足は人のためになることをしていくことと心にきめて歩みだす。
こうして書いているときりがないので、今回はこれくらいにします。
4月から、ビジネス話題満載の新しいブログがスタートするので、そこでまた形を変えて詳しくご紹介しますが、とにかく凄い人だとつくづく思いました。
16歳でアメリカに渡ったことや病気の話、人生についてのとらえ方など、かなり自分と似ていると思いましたが、経験は似ていても、そのあとやることが大きく違ってました。
病気で入院していたとき孫氏は、仕事のことを心配して何度も病院を抜け出し、医者に叱られたそうですが、私の場合は、病院を抜け出してカラオケに行って、医者に怒られていました。何とも情けない・・・。ま、人それぞれですからね。
今日の言葉
【周囲の人たちに】、今から50年前に今の人生を想像していましたか?を尋ねてみてください。ほとんどの人は、長期計画をしない。人は必ず死ぬと知っていながら、漫然と生きてしまうのです。
孫正義
孫さんは、若い時に以下のような人生目標を立てたそうです。
20代、名乗りを上げる
30代、軍資金を貯める
40代、ひと勝負かける
50代、事業を完成させる
60代、次の世代に事業を継承する
いま孫さんは40代。
自らの目標をはるかに上回る事業を展開しています。
たとえ目標があったとしても、並々ならぬ情熱と決意、そして行動力無くしては、彼のような人生の歩みはできないでしょう。
勿論、孫さんの生き方が一番いいと言うわけではありませんから、真似る必要はありません。ただ、人間、真剣にやろうと思えば成し遂げる方法はあるのだ!ということを彼の生き方から学ぶことは出来ます。
自分らしい人生の歩み方で、豊かな人生を生きていきましょう!
※ホームページのお勧め本の紹介で、孫さんの語録を紹介しています。ご覧になってください。
では、良い毎日をお過ごしください!
さとし