沖縄だより 自然を大切に!
2006年 07月 24日
あと、私にお見舞金を託した皆さん、ちゃんとお渡ししてきましたので、ご安心ください。阿部さんも喜んでいましたよ。
大雨被害
九州の方の雨の被害、心からお見舞い申し上げます。私は、薩摩町に4ヶ月ほど住んでいたことがありますし、川内の方にも行ったことがあります。一日も早い復旧活動を願います。
海、海、海!
新しい週のはじめ、爽やかな写真で元気になってください!先日の伊良部島の紹介で載せることができなかった写真です。伊良部島は下地島と対のようにいくつもの橋で結ばれているのですが、今回の海は、その下地島の訓練飛行場の西に広がるエメラルドグリーンに輝く極めつけの風景です!あと、国指定の天然記念物&名所「通り池」の写真です。二つの池は海につながっており、なぜこのような形になったのか、いろいろと伝説の多い神秘的な池です。
今日の言葉
私たちは自然のただ中で生活しながら、しかも自然を知らない。 ゲーテ
昨晩、世界遺産という番組で、タスマニアの自然が紹介されていました。一万年以上も生きてきた一本のヒューオンパインという木の生命力のすごさに驚きました。冬、雪の重みで枝が地面に押さえつけられると、押さえつけられた枝から根が生まれ、そこにまた新しい大木が生まれていくというのです。そのようにして一本の木は、まるで森のように広がっていました。
自然は、強い!感動しました!学ばされました。
ところが、そのヒューオンパインの木に、いま異変が起こっているのだそうです。木の年輪の幅からその年の平均気温が把握できるらしいのですが、これまで平均15度の幅を示していた年輪の幅が、ここ数年、異常に広い幅に変わっているというのです。実際に映像も映し出されましたが、通常の倍もある年輪の幅。つまり気温が上昇しているということを示しているのです。
自然は、危うい。もしかすると脆い。
地球温暖化、オゾン層の破壊、地球の砂漠化が叫ばれてから数十年が過ぎました。そして、最近は永久凍土溶解も指摘されるようになりました。確実に、自然は、厳しい状況に適応しようともがいているように見えます。
絶えず変化し、環境に適応していこうとする自然の日々の営みがあってこそ私たちは、生きています。もうそろそろ私たち人間は、自然の声に真剣に耳を傾けなければならない。もっと自然を知ろうとしなければならないのではないかと思いますね。
地球にとっては人間も自然の一部、人間の自然破壊も自然自身の破壊と言えばそうなのですが、調和とバランスを忘れないように、未来の子供たちに美しい自然を残せるように、今日、いまから、新しい考え方をもって生きていきましょう!
まずは、自分の周りの自然に目を向け、心を向け、そこから命の息吹を感じ、自分にできるところからのスタートです!
では、美しい自然と共に素晴らしい毎日を過ごしましょう!
さとし