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新里聡 の「人生、気づきと学びの散歩道」

今日の一日が、元気で、平安に満ちた心軽やかな日になりますように!


by up-lift

小さなことを大切に!

2月も半ば、あっという間に過ぎていきます!
研修続きで、なかなかブログを書く気になれませんでした。
ブログの名前は、「さとしの気まぐれ日記」というタイトルにした方が良さそうです・・・。

昨日、友人たちが沖縄やNYから集まるということで、久しぶりに仕事を離れ、夕方から10時頃まで、笑いあり涙ありの時間を過ごしました。東京に居ても研修会場とホテルの行き来が主で、気分転換と言えば銀座をぶらぶらすることと仕事仲間との夕食。海風の冷たい汐留のあまりの寒さに、のどが凍ってしまうのではないかと思うほど寒い日が続いていたため出不精に拍車がかかってホテル引きこもりが続いていたので、久しぶりに全く仕事と関係ない話しに癒され元気づけられました。

その中で、ハワイの何とか?という精神科医さんだかカウンセラーさんだかの話が出て、その方が働いていた病院は、患者さんが全員治っったため閉鎖されたということでした。

「え〜?そんなことってあるの?」

と、ちょっとビックリするやら疑うやらで、笑ってましたが、どうも事実ということで話題になっているとのこと。

「で、どうしてそんなことが?」

と尋ねてみると、これまたちょっと「ほんとかなあ?」と思うほど単純な方法。

それは、この先生が発見した方法で、ただ患者さんのカルテを見ながら「赦してください。愛しています。」と繰り返して言っただけとのこと。

ここまで聴いて、まさに「変?」と思う人の方が普通かも知れません。

でも、事実は、やはりそうしているうちに、薬で症状を強制的に押さえていた患者さんたちが、みんな回復し元気になったとのこと。3月にこの先生が来日するとのことですので、ことの真相を確かめてみようかと思っています。世の中には、不思議な話があるものです。

ま、いずれにしても私がこの話に興味を持ったのは、自分に対する「赦しと愛」ということばがあったからです。この話しにでてくる方法「赦してください。愛しています」実は、自分自身に対して言うことがまず基本なのだそうです。

「赦してください。愛しています。」

人間は、他の誰よりも、実は自分に謝らないといけない。
そして、感謝して、愛してあげないと。
と私も思っています。

考えてみると、いろいろんな意味で、自分を一番傷つけたり、痛めつけたりして来たのは他の誰でもない自分という意識のような気がします。私などは、あまりのドジさに「なんでいつもこうなんだ」と、自分のことをしかってばかり。歴史に残るドジの数々、本を出してもいいほどですから、その度に自分を叱りつけて来たわけです。

アホな行動をしたり、くだらないことで怒ったり、いつまでもくよくよ後悔したり、それもみんな自分を傷つけることなんですよね。事実、肝臓などは、怒りによってその機能を崩してしまうこともあるのです。

頂いた命。
頂いた身体。
頂いた心を大切に出来るのは、まず自分自身。
そうして、元気になって周囲の人々や出会った人々のことも大切にする。

勿論、「他の人を大切にする」「自分を大切にする」どちらが先でもいいのですが、まず自分に対して今までにしてきたことを「謝って、そして感謝する」つまり先ほどの「赦してください。愛しています」と言うことが手っ取り早いような気がしますし、より大切な気がします。単純なことですが、大切なことだと思いますね。

昔、旧約聖書のモーセの時代に毒蛇が出て多くの人々が噛まれてしまったことがあったそうです。そのときモーセは人々にを彼が上に掲げた蛇を見上げるだけで治ると伝えたのだそうです。ところが人々は、それがあまりにも単純で簡単なことだったのでそれを見上げることをせず死んでいったといいます。

この話が本当かどうかも今となっては定かではありませんが、人生における多くの素晴らしいできごとは、実は、小さな意識の変化や行動の変化がもたらしているのだと思う時、そういう単純でちいさなことでも素直に受け入れてみてもいいのではないかという気がしています。

久しぶりに書くと、また長くなりました!
どうぞ、お元気で、素晴らしい毎日をお過ごしください!

※研修参加者へのメッセージはビジネスブログ「ゆんたくビジネス館」の方に書いてあります。

さとし
by up-lift | 2008-02-19 00:07