すごいタイトルで、また政治の話かと思った方もいると思いますが、実は、昨日、夜から皿洗いのお手伝いに行ってきました。皿洗い、まさにやってみなけりゃわからない!という感じでしたね。(政治の話は、いずれじっくりと・・・)
昨晩の皿洗いは、私が、研修などを担当している回グループの舞天(ブーテン)という居酒屋(お蕎麦屋&レストラン)のお手伝いだったのですが、大変でした!でも、楽しかった!
美男美女の揃う、おしゃれな居酒屋「舞天」は、その日はクラッシックが流れていて、入ったときは、なんと優雅で気持ちのよいスペースだと、お客様気分でいたのですが、厨房に入ってみると、片時も休むことなく動き、声を出して元気に働く若者たちの熱気にあふれていました。
日ごろサービスのあり方など偉そうなことを言っていますが、実際に現場に立ってみなければということもあって、お邪魔にならないように心配しながら皿洗いをさせていただきました。
緊張しながら、店のTシャツに着替え、気合を入れて洗い始めたものの、何がなんだかさっぱりわからない。料理長じきじきに洗い方を教わったものの、二階の食器、焼き場の食器などの区別があって、お手伝いどころの騒ぎではない!
店が大きいだけに、次から次へとお皿が運ばれてきて、最初のうちはスピードが遅くてほんと申し訳なかったです!
立ちっぱなしで約7~8時間(私は6時間弱)、みんなよく動いて素晴らしい!
午前1時45分ごろ店を出たときにも、料理スタッフの方々は、厨房の隅々までてきぱきと大掃除!脱帽でした!
それにしてもあれだけの人に気を配りながら、仕事をするというのは、大変だなあとつくづく思いました。笑顔で元気に頑張る一人ひとりの姿を見ながら、きっといろいろな思いを胸にこうして頑張っているのだろうなあと、皿洗いになれたころ、しみじみと思っていました。みんな頑張れ!です。
これからは、ときどきは各店舗でお手伝いさせてもらおうかな? でもやっぱ邪魔かな?
あ、それと誤解の無いように!
いまは、皿洗いと言っても、機械による熱湯による洗浄もありますよ。私は、その前段階で、洗剤で洗って、すすぐという作業とちょっとした片付けを手伝ったのです。あとは、機械で、が~っと洗ってくれる。それでもへとへとでしたが・・・。
今日の言葉
「お店がお客さまを愛すれば、お客さまがお店を育ててくださる」
私は、商売というのは、もちつもたれつお互いさまだと思っています。
自分自身が客のときは、めいいっぱい甘えて(横柄な態度は×ですがね)、客としての幸せを最大限に享受する。お店側(提供する側)のときは、お客様が心置きなくそうできるように最高のホスピタリティーを提供する。基本は、そうだと思うのです。
でも、人間の社会は、一歩出ればみんなお客さまですし、みんな提供する側でもあります。
みんなお互いの仕事や助けがあってはじめて生きていけるのです。つまり、客になったり提供者になったり、お互いさまということですね。
ですから、自分が客になるときも自分が提供する側になったときの気持ちを少しだけ思い出して提供する側を励ます気持ちになれば、きっと優しい気持ちで、買い物や食事ができるのではないでしょうか。
そして、提供する側になったときは、お客様から応援してもらえるような最高のサービスを心がける。そうすれば、提供する側の気持ちをわかるお客様は、そういう提供者の心を受け止めて心から応援してくださる。
そういうお互いの関わり方ができれば、きっと取引を超えたつながり、人間ならではの素晴らしい充足感が味わえるのではないか。そう思いますね。
以前も紹介しましたが、回グループの店、どの店も気持ちのよい、いい店ですよ!
ぜひ、行ってみてください!
回ホームページ:http://www.kai-web.co.jp/
(かっこいいホームページですよ!)
Yahoo検索で居酒屋部門日本一に輝いたそうです!
おめでとう!
では、皆様よい一日を!
さとし